おいしく食べる君が好き

おいしく食べる君が好き

CV:大塚明夫

待たせたな!ブスネークだ!

突然だが今日の議題は”デブ”についてである。とはいえデブでもないのに「え~?私超でぶだよ~、最近おなかとか本当ヤバいから!」と言っているfreesizeもしくはMサイズ以下の衣服を着用している者たちに用はない。また無個性だとまずい、と芸人になってから売れる為に無理やり太ったり、話題性の為に太っているビジネスデブ、お前らも即刻帰宅しろ。

「freesizeなんて信じない」

「糖質制限してて死んだ人間を知っている。よって俺ははちきれるまで米を食う」

「知らないの?お肉はいくら食べても太らないんだよ(といってカルビばっかり食ってる)」

同士よ、私はお前たちに用があるのだ。

7つの大罪

のっけから喧嘩をうってんのか?という感じだが、安心してほしい。私もデブだ。何せ生まれた時の体重が4000gを超えていたらしい。まずは素質充分というところだ。若いころ、幼少期、通常の体型だったのにいきなり太ったという方は注意した方が良い。まず、私のように生まれたときからプロ仕様のデブの場合、心臓=エンジンがデブ専用のものになっている。しかし、幼少期は通常体型ややせ型だったのに何かをきっかけにいきなりデブになった場合、あたなは軽自動車用のエンジンで4tトラックを走らせているようなものだ。エンジンへの負担は計り知れない。これは千原ジュニア氏が後輩のデッカちゃんというビジネスデブの心臓がもうもたないかもしれない危険な状況にある、と語っていたことからもかなり信ぴょう性が高い。

このように健康を著しく害する場合はある程度のダイエットが必要かもしれない。しかし本人がデブであることに誇りを持っている、それがしはデブで結構と考えているのであれば別に良いのではないか?と個人的には考えている。しかし世間はデブ=7つの大罪を犯した重罪人とでもいわんばかりにデブに風あたりが強い。私も高校時代、廊下を歩いているだけですれ違った男子2人組の片側に「デブ」と言われた。お前は乳幼児か?犬を見て「わんわん」、車を見て「ぶーぶー」と視覚で認識したものを言語化して言葉を覚えている途中なのなら構わないが明らかに嘲笑を含んでいた。それに対し片方の男子は「やめろよ、デブだって一生懸命いきてんだから」と半笑いでほざいていた。

お前ら世が世なら「ファラリスの雄牛」の刑な?と思ったし、多感な時期なのでそれなりに傷ついた。しかしマツコ・デラックス氏が言っているように「デブにデブって言う奴って頭が悪いですって言ってるようなもんよ?」だ。This is a pen.レベルのことしか言っていないからだ。もっとユーモアや教養を感じさせるような言葉でデブを表してほしい。同様にデブを豚と罵る輩もいる。こちらはデブに対してデブというよりま若干マシだが、デブ=豚ではない。広く知られているが豚は実は筋肉質であり、だらしないデブとは一線を画すのだ。デブを豚と罵る輩は火あぶりの刑で充分であろう。

体型も髪型も化粧も本来は自由

一時期「シンデレラ体重」という言葉がTwitter界隈をにぎわしたことがある。シンデレラ体重でググればわかると思うが、健康を害するレベルの体重を指す言葉で一説ではタカノユリが作った言葉だともいわれている。またよく聞く「セルライト」という言葉もエステ業界が作り上げた言葉であり、医学的な根拠はないともいわれている。

私も明日目が覚めたら45キロくらいになってないかな~と考えながら、日々奔放にスナック菓子を食いちらかし、ほぼ一日中おなじ位置から移動しない生活を送っている。なぜ痩せたいのか?と聞かれれば、痩せてるほうがメリットが多いだろうなと感じることが多いからだ。デブの方がメリットが多いのであれば、毎日白米を5合は食べ、食べた直後に眠り、起床と共にアイスを食らっていると思う。

しかし世の中には人の数だけ価値観があり、「痩せてるだけで勝ち組」と思っている奴らが実はマイノリティな可能性もいなめない。世間的にダサいと言われる服装も、個性的すぎる髪型も、前衛的すぎるメイクも本人が納得し気に入っているのであれば誰にも咎められるいわれはないのだ。

デブだってドラマみたいな恋がしたいんです!!

はるか昔、「ここが変だよ日本人」というテレビ番組があった。各国の外国人の方が日本に住み感じた違和感や、おかしいと思った風習を議論するという番組だったのだが、なんか知らんがある日「番外編:ここが変だよデブ」みたいな回が放送された。デブ全員ではないが私を含めた多くのデブは己に甘く、目の前の食い物を食らう為の理由を考える為であればIQ200程度の能力を発揮することができる。案の定デブの自己管理の甘さに疑問を呈す外国人の方々がいる中である女性が「デブだってドラマのような恋がしたいんです!」と涙ながらに訴えた。これには外国人の方々も「…そうか」としか言いようがない顔をしていた。なぜならば、日本の法律でデブはドラマのような恋をするともれなく罰金1000万円か懲役2000年の刑に処す、というような法律は存在しないからだ。

つまり、できるのであれば勝手に「ドラマのような恋」をすることをデブは許されている。許されているが、ドラマのような恋の機会がデブに訪れる可能性が宝くじで1等に当選するのと同様に低いだけなのだ。いつも早口でまくしたて「以上!」と勝手に議論を終わらせるゾマホン氏ですら何も言っていなかったような気がする。遥か昔の記憶なので定かではないが、この「デブだってドラマのような恋がしたいんです!」というパワーワードは今でも私の胸に深く刻み込まれている。誰も規制をしていない、勝手にしやがれの世界なのだが本人はいたって真剣なのだ。本当にドラマのような恋がしたければある程度痩せる努力は必要かもしれない…スタジオにいた全員+私ですらそう思った。しかし皆優しい為、彼女に罵詈雑言を浴びせる者はいなかったように記憶している。

遊園地側の怠慢と言い張るデブ

対して、もの凄い刺客が現れた。「自分は数年前に遊園地に行ったが、ベルトが閉まらずジェットコースターに乗ることができなかった。先日数年ぶりに同じ遊園地に行ったが、またベルトが閉まらなかった。この数年、改善するチャンスは何度もあったはずなのに企業側の怠慢に腹が立つ」と鼻息荒く語る男性が現れた。これにはゾマホン氏も激怒していた。「数年時間があるのであれば、ベルトが閉まる程度には痩せてから再来園したらよかっただけじゃないのか!?以上!」と息巻いていた。

大体が私を含めた規格外のデブは遊園地やテーマパークに行く際は「自分には乗れない可能性がある」ことを前提に遊びに行くことが必要である。多くのアトラクションは通常体型の方向けに設計されており、規格外のデブが乗ることによって重心が傾き他の来場者に危険が及ぶ可能性があるのだ。安全を優先した結果、規格外のデブが搭乗できない仕様になっているのはもはや仕方がないことであり、快く受け入れるべきである。どうしてもそのアトラクションに乗りたいのであれば、ぎりぎり乗れる程度にはダイエットをしろ!と10代の私も強く感じた。しかし、年齢を重ねた今ならわかる。デブと努力は対極に存在し、決して相いれることはできないのだ。しかしテーマパークに行くなと言っているわけではない。例えばUSJにはデブだろうがなんだろうが楽しめる「バックドラフト」という燃え盛る炎を見るだけというアトラクションもあれば、パレードやらなんやら乗り物に乗らずとも楽しめる要素もあるのだ。ジェットコースターに乗ることができないのであればおとなしくそういったアトラクションを堪能するえば良いだけの話である。

寝たふりしてる間にでていってくれ

ここまでデブの己への甘さについてかいてきたが、もちろん特大のブーメランが私の左胸に突き刺さっている。私を含めてマジの規格外のデブは別にして、自分の体型にコンプレックスを持っている男女に伝えたい。背が低い、脚が短い、胸が小さい、顔がでかい…などなどご自身への不満はあるだろうが、はっきり言って誰もそんなこと気にしていない。背が高いことを気にしすぎて猫背になっている女性より、シャンとして背筋でさっそうと歩く姿は美しい。脚が短いと悩む方も考えてみてほしい。平素、街中を歩く際に脚が短いからと言って生死の危険にさらされることは少ない。また着こなしや選ぶ衣服によって多少の体型はカバーできる。顔がでかい、と悩むそこのなた。いったい誰と比較しているのか?もしや芸能人やモデルではあるまいな?彼ら彼女らは自分自身が商品であり、その時々のトレンドを自信の体型や容姿に組み込まなければならないのだ。もし顔面面積が広いほど美形という時代がきたら、彼らはこぞって酒をのみ、顔をむくませる努力をするだろう。プロとはそういうものだ。胸が小さいと悩むあなた。この世の男子全員が巨乳好きではない。ちっぱいをこよなく愛する者もいる。人の数だけ趣味嗜好というものは存在する。

ちなみに私はたれ目のガチャ歯に目がない。「カメラを止めるな」の濱津氏や小藪氏などはドストライクといっていい。おぎやはぎの矢作氏が歯列矯正をした時など、ビル一棟破壊できるほどの怒りに燃えた。しかし本人たちはガチャ歯にコンプレックスを持っている場合が多いと聞く。歯列矯正をする際はまず私を通してほしいくらいである。

生きろ、そなたは美しい

私はプロのデブであるうえに、BUSU界でもS級に君臨している。しかし特殊性癖をもったアシタカが現れる可能性は0ではない。「デブ」「ブス」と罵られたことがあるという方、その時は辛かっただろう。しかしそのような無教養な輩はシシガミ様が現れた途端、命を奪われる為心を痛める必要はない。

誰が何と言おうと「生きろ、そなたは美しい」

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