映画感想:グリーンインフェルノ

映画感想:グリーンインフェルノ

まだまだ寒い朝晩が続く中、皆様いかがお過ごしだろうか。私は相も変わらず絶不調である。体調がどんなに悪化しても食欲だけは衰えない属性の為、1日中ゴロゴロしてる割には摂取カロリーは高校生男子並なので昨日も白米を3号くらい食った。
おかずなんてしゃらくさいものは不要!鮭ふりかけとお茶漬けの素オンリーである。

貧の方が乏しい人間の食生活はさておき、先日あまりにも暇なので妹と電話をしていたら突然
「えっ!!グリーンインフェルノってアクション映画?」と妹に尋ねられた。
バカたれ、アクション映画なわけあるかい。グリーンインフェルノとはその昔本物の動物を多数虐殺した映像を使用したことで物議を醸した「食人族」という映画のリメイク作品である。
その旨を伝えるも、「でもアマプラではアクション映画に分類されてるぞ。」と妹から返答があった。

「食人族」のリメイクという情報から観るのを躊躇していたが、もしかしたらリメイク版は人を食する族人たちと、文明危機を駆使してドンパチかますアクション映画なのかもしれない。
パッケージを見た瞬間、そんな望みは砕け散ったが、何を持ってアクション映画に分類されているのか確めなければならない(暇だから)。
なぜここまで前置きが長いかというとこの映画、観賞後の気分も、グロ表現もどちらも胸糞度マッドマックスというある意味金メダル、銀メダル同時受賞ものだからである。
アマプラさんのアクションという分類に惑わされて興味をもった者、とにかくカニバリズムはレクター博士でもうたくさん!という者、皆でワイワイ楽しい2時間を過ごしたい者、グリーンはグリーンでも「グリーン・ランタン」を観ることを強くオススメする。

ホラー耐久レベル8以上推奨

旧作「食人族」という名前の通り、人を食する族人がそれはもうワンサカ出てくる。
なるべくマイルドな表現を心がけるが、もうこの時点で無理みがつよいという方は他の記事を見て欲しい。
ちなみにこの映画に関しては割とガンガンネタバレしていくのでそれも無理みが強いという方も他の記事をオススメする。
カレー沢先生の「キャバクラ」は特にオススメなのでここで帰る方もそれだけは一見の価値ありである。

オススメ:カレー沢薫先生 キャバクラ

ホラーレベル対応表
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登場人物(大いにネタバレを含みます)

ジャスティン:
お父様が国連のお偉方というチートクラスのバックボーンを持つ主人公の女子大生。
お母さまは既に亡くなっている様子で、祖母→母→自分へと受け継がれたネックレス(笛付き)を大事にしている。
大学生だからと言って毎日パーティ三昧という訳でもなく真面目で清楚な美人。
何の授業か知らんが「ある部族は一定の年齢になると女性器を切除するという習慣がある」という講義を聞き強い嫌悪感を抱くと同時に、なんとかそのような風習を変えなければ…と正義感に燃える。
学生がモノホンに首を突っ込むとロクなことにならない、という良いお手本。

アレハンドロ:
絶対に大学生じゃない感85%のカリスマ性溢れる学生。
大企業が原住民のヤハ族を迫害して熱帯雨林を開発しようとするのを止めようぜ!と他の学生やジャスティンを焚きつけてしまった諸悪の根源。

ジョナ:
絶対に大学生じゃない感90%の体格の良い男子学生。
体格が良いと言ってもプリングルスが好きなのかな?と思わせる方の体格のよさ。心優しく、どうやらジャスティンに惚れている様子。
心からヤハ族の為を思ってアレハンドロの活動に参加している。

ダニエル:
絶対に大学生じゃない感100%の学生(学生なのか?)。
電子機器に強いらしいが、いつもあと1歩GPSに手が届かない。
体格こそ小柄だが、女性を優先的に逃そうとしたり、逃亡中に川で溺れる仲間をしっかり助けたり…と場面が進むごとに勇気と男気を増していくハイ高感度キャラ。

ラース:
なぜアメリカの大学生はこんなに気軽に映画の中で大麻を吸うのか?長年の謎だが、ホラー映画には必ず1人は出てくるお葉っぱ中毒BOY。
しかし彼の中毒が後々思わぬ番狂わせを巻き起こす。

エイミー:
ベジタリアンというある意味最も可哀想なキャラ。動物の肉を食べることができないのにカニバリズムバリバリの環境でお腹まで壊してしまう幸薄ガール。

サマンサ:
どこかあどけない顔つきなのに勇気のある女子大生。恋愛対象は女性。エイミーを狙っているのか、既に
恋人同士なのかよくわからんが、何かにつけエイミーを気にかけている。
『高校時代は陸上部だったのよ!(フラグ)』

雑な粗筋

ある日大学の講義で胸糞悪い話を聞いたジャスティン、正義の心に火が灯ってしまったタイミングでアレハンドロ率いる学生団体が「森林開発で命の危機にあるヤハ族を俺たちが救いに行くんだ!」と熱い演説をしているのを聞いてしまう。
アレハンドロがもう少し一般的に好ましくない外見だったらジャスティンもホイホイついていかなかったかもしれないが、ちょっとイケメンでカリスマ性のあるアレハンドロに惹かれたこともあり何があるのかわからないジャングルに行くことにしてしまう。
アレハンドロの計画では森林開発の現場をスマホで生中継し続けることで開発企業は自分たちに手が出せない、電波はGPSで確保できるのでジャングルでも安全だ!とのことだったが…。

学生がレンジャー気分でモノホンに関わってはいけない

あまりネタバレをしたくないのだが、こればっかりはネタバレをしないと話が進まないのでガンガンネタバレしていくのでご容赦願いたい。

・現地のコーディネーター(見るからに怪しい)に連れられてジャングルの中で抗議活動を行う学生たちの前に森林開発企業のSPが銃を持って登場。
予め自らを鎖で樹木にくくりつけ南京錠をかけてSPたちの強制連行に対抗する計画だったが”なぜか”ジャスティンの鍵だけうまく閉まらずにSPに捕獲されてしまう。
頭に銃を突きつけられるジャスティンに対し安全な場所から「この様子は全国に生中継している。彼女は国連幹部の娘だ!打ったらどうなるかわかるよな!?」とドヤ顔のアレハンドロ。
最初からアレハンドロはジャスティンの立場を利用して交渉を有利に運ばせるつもりだったのだ(ジャスティンの命とかどうでも良い)。
ちなみに開発企業と現地コーディネーターも癒着しており、最初から全てアレハンドロが仕組んだ茶番だった。※胸くそポイント1

学生たちを乗せた小型飛行機内では、「学生の講義活動がペルーの自然を救った」と自分たちの活動がニュースになっていると大騒ぎしながらビールを飲んで喜ぶ一行。
よせばいいのにアレハンドロがジャスティンにビールを勧める。当然ぶち切れるジャスティンだが「危険を承知で参加したんだろ?」と鼻で笑うアレハンドロ。
奥歯が粉砕しそうなほど奥歯を噛み締めるジャスティン。しかし眼下に広がるペルーの大自然を見て「君が救ったんだ」と仲間に励まされ少し笑顔を取り戻したと思ったら飛行機が墜落する(多分ヤハ族の仕業)。

1日目

この映画、大きく2つのシーンのみグロレベルが8〜9と急上昇するが、その他はウォーキングデッドを観れるレベルの方なら問題ないレベルである。
問題のシーンだが、50:02〜56:35(Netflix版)あたりまでが一番キツイ(色々と)のでグリーンインフェルノが観たいけど、グロいのは無理!という方は友達や家族と観賞し、50:00くらいになったら合図をしてもらうなりなんなりして56:35までやり過ごすのが良いだろう。
どんなシーンかというと人を食する族人たちのお食事シーンである。これ以上でも以下でもない。

夜になるまでの間にジャスティン、エイミー、サマンサが村のボス的なババアに検査されジャスティンが処女だとわかり儀式(女性器切除)の対象となってしまう。
焦る一同に対して「時間が稼げるな。」と吐き捨てるアルハンドロ。最初はオシャレに見えていたパーマもこのあたりからクソださいパンチパーマに見え出すほど高感度がダダ下がりである。
夜になり抜け出そうとするも見張りが百発百中で吹き矢を当ててくる為脱出は不可能と知り絶望する一同。
しかし、ダニエルが爆音で慣らした携帯を林に放り投げて監視の注意を引くことに成功する。
この隙に高校時代陸上部だったサマンサが助けを呼びに脱出する。ヤハ族の村を駆け抜けて、川瀬にあるボートに到着する!行け、サマンサ!!

2日目

儀式の準備の為に連れていかれるジャスティン。全身真っ白に塗りたくられ、額に赤い模様を描かれて帰ってくる(ライオンキングか)。
一応配慮してくれているのか、蔦でできたビキニみたいな物を着せてもらっている。(ちなみにヤハ族の奥様方は皆上半身剥き出し)
空腹の一同にヤハ族の子どもたちから1人ずつ食事の入った器を渡される。何かもわからないそれを普通に食うアレハンドロを見て一同ドン引き。
「豚か何かだろ〜」とガンガン食うアレハンドロ。ここまでくるとこいつの神経の図太さはある種才能かもしれない。
脱出の為にも体力を付けなければ…と嫌々ながら口にする他のメンバー。特にベジタリアンのエイミーはめちゃくちゃ警戒しながら食べていくも、空腹もあってかスープまで飲み干してしまう。
するとそこにはサマンサのタトゥーが!!よく見ると周りの子どもたちもサマンサのタトゥー部分を切り取って遊んでいる。
サマンサは脱出に失敗していたのだ。

絶望からなのか怒りからなのか器を叩き割った破片で喉を切って自殺してしまう。
やっぱりエイミーとサマンサは恋人同士だったのか?今はもう知る由もない。

2日目その後

そんなこんなで、ジャスティン、アレハンドロ、ダニエル、ラースの4名となってしまった上にジャスティンは儀式を控えた身なので警備も厳重。
どうやって生き残るのか!?

ネクスト コ○ン’Sヒント!!
『たいま』

50:02〜56:35(Netflix版)以外はゾンビ映画と同じレベルぐらいのグロさだと思うので興味のある方は該当のシーンをやり過ごしてトライしてみて欲しい。

予告に閲覧注意な描写はなかったのでご安心を!
しかし善行無くして、食人なし!というキャッチフレーズは意味がわからない。

ちなみに今回グリーンインフェルノを巡って私と妹とのLINEを載せておく。
ネタバレ満載なのでこちらもご注意。

気になるけど自分では観れない可愛い妹

その割に冷静に食事事情を気にする妹

「人肉はごちそうなんや」という恐怖の一言を残す妹

アマプラさん、それスプラッターホラーですよ!!

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