部屋とYoutubeと私

部屋とYoutubeと私

100mlあたり5kc以内なら0kc

私には友達がいない。完全に0ではないが、ほぼゼロ。完全にカロリー0ではないが、100mlあたり5キロカロリー以内なら0キロカロリーと表記しているゼロカロリー飲料と同じようなものだ。しかし、悩みは煩悩の3倍以上の数あり、日々誰かに相談したいことが増えていく。しかし相談相手がいない。おじさんレンタルでも利用しようかと本気で考えたくらい相談相手がいないのだ。そんな時朗報が届いた。

YouTuberさんにお悩み相談

私がチャンネル登録をしている美容系YouTubrのマサユキ・マツウラさん(以後マサユキさんとす)が登録者1000人突破記念にお悩み相談に乗ってくれるというのだ。正直、たくさんの相談依頼がくることが予想されたので私の相談が採用される可能性は低いと考えたのだが、1%でも望みがあるのなら挑戦すべきだ。結果、誰よりも早くコメント欄に相談を書きこんだ。

ここでマサユキさんについて紹介させていただこうと思う。マサユキさんは男性だが、私と同じく男性を愛する心はディズニープリンセスな20代のメイクさんである。マサユキさんを美容系YouTuberと紹介したが、他の美容系の方のように最新のコスメ情報をお届けしたり、毎日メイクを紹介したり、〇月のお気に入りコスメ…みたいな情報は一切ない。マサユキさんのメイクはアートであり、普段使いするには少しスパイシーな仕上がりだがプロの方の為技術はモノホンであり、また毎回かならず完成したメイクを見て「やだ~、かわいい~、超かわいい~」など決して”自分を否定しない”ところも大きな魅力の1つである。

めちゃくちゃお気に入りのバレンタインメイクの回

このようにかなり毎回パンチの効いたメイクを紹介してくださっているのだが、動画を見続けている内にマサユキさんの言動から「誰かを否定しない」「決して自分を否定しない」「誰かの決めた軸に流されて傷つく必要なんてない」というメッセージを(勝手に)受け取り感銘を受けた。努力はしないくせに一丁前に世の中への不平不満が多い私は、「これはおかしい」「これは法で裁かれるべき」と日々どうでも良いことに憤怒している。そのうちに、この「誰が決めたかわからん勝手な基準」で傷ついたり苦しんでいる人がいるならば、せめて一緒に怒っていきたいと勝手な使命感に燃えるようになっていた。

しかし、行動に移すこともなく月日は流れ私はとうとう三十路を超えてしまった。昔から女性はクリスマスケーキのようなものだ、と例えられることが多い。「25を過ぎたら価値が落ちていき、30を超えると腐り始める」と言い出した輩がいるのだ。はじめにこんなことを言い出した輩と朝まで生討論したいくらいだが、そんな生討論をしている時間があるのであれば行動に移すか…と重すぎる腰をあげた。以前、別のサイトでブログを更新していたこともあり、ブログで何かを発信していこうと決めた。

まさかの質問採用から適格すぎるアドバイス

質問を投稿してしばらく経った時、「先日募集させていただいたお悩み相談の解答ヴィデオを更新します」との通知がきた。動画を再生して驚いた、いの一番に私の悩みを読み上げてそれについてアドバイスをくださっていたのだ。

お悩み相談の解答ヴィデオ

端的に言うと私の相談は「彼氏がほしいが、行動するのが面倒です。どうしたら良いですか?」という愚か者ここに極まれりというような内容だったのだが、こんな悩みに真摯に向き合い、丁寧にアドバイスをしていただけた。詳細はぜひ動画をご覧頂きたいのだがマサユキさんからのアドバイスは「(恋愛を)しなきゃいけない、と思わずにもっと自由にやりたいことを楽しんでも良いのではないでしょうか」というものだった。もちろんその結論に至るまでの細かな考え方なども説明して下さっているので、この1行のみだけではなかったが「なるほど。確かにな、『出会い出会い』と鳴き声を発するよりも自分の興味のあること、心の赴くままに行動することは大事だな」と考え、翌日速攻で『保護犬・保護猫カフェ』へ自転車で50分ほどかけて向かった。結論、たくさんのかわいいおドッグ様とふれあい、おキャット様を眺めることができ大変有意義な時間を過ごすことができた。

実現し辛いもの=誰かが儲かるもの

マサユキさんのアドバイスから私は多数のおドッグ様との出会いを果たすことができた。これだけでも感謝しきれないのだが、マサユキさんはこのような動画も出していらっしゃる。

「美」とは?とは何かを問う内容になっており、通常のマサユキさんのスパイシーでエッジの効いたメイクヴィデオとは異なり現在の日本の「美しい」と言われる基準に疑問を呈す内容となっていた。私も日々、明日朝起きたら45キロになっていますようにと願いながら眠りにつき、起床しても何も変わっていないことに落胆する日々を送っている。しかしそもそもこの「痩せてれば痩せているほど美しい」という基準はどこから生まれたのだろうか。女優さんやモデルさん、アイドルなどテレビをつければスタイルがよく「細っせ~、何くってんだ」と思うような方がたくさんいる。そしてもちろんその方たちは「日本の美人の象徴」とされている。つまり多くの女性が「あんな風にスタイルよく美人になりたい」と感じているのだ。

世の中には食べても食べても太らない、という神から与えられしエクスカリバーを生まれながらにして持っている方がいる。そういった一部の方を除けば人間は「接種したカロリーが消費したカロリーを上回ると太る」ようにできている。むしろ、食べても食べても太らない…となると今のような飽食の時代でなければ命の危険だって出てくるのだ。食ったら太るし、食ったら太るようにできているのだ。それを過酷な食事制限や、筋トレやエクササイズでスリムなボディに保っている一般人の方もいる。彼女(彼)達は、「努力を継続できる」才能を持っている。誰だって辛く苦しいことを続けるのは難しいし、特に食事制限などはいつ爆発してもおかしくない風船のようなもので、そのうち限界がきてドカ食いをしてしまったり、そのまま摂食障害になりかねない危険性がある。

女優さんやモデルさん、アイドルというのは自分自身が商品であり、「一般人とは大きく異なる特徴」があるから商品価値が生まれるのだ。一般人がモデル並のプロポーションに憧れると待ってましたとばかりに「エステ」「高級ジム」「痩身サプリ」などが現れる。つまり、「実現しがたいことを望む人が増えれば増えるほど儲かる人間がいる」のではないかと考える。

アナ雪から何を学んだのか

空前絶後の大ブームを巻き起こした「アナと雪の女王」の「ありのままで Let it go」だが、多くの女性(男性もいるかもしれない)から支持を得られたのは「もう悩むのは終わりだ!俺は俺だ!」という歌詞に心を打たれたからではなかったのだろうか?

しかし、今でも多くの女性が「誰が決めたかわからない」(※私は儲かる業界の偉い人が決めたと思っている)「美」の基準の為に自分を傷つけ、我慢を重ねている。努力するのが悪いとは思わない。私は努力ができないので、努力ができ、なおかつそれを継続できる人というのは尊敬に値する。しかし、それが他人が勝手に決めた基準だったとしたら、こんなに勿体ないことはないのではないだろうか。もちろんこの「誰が決めたかわからない美の基準」に翻弄されているのは女性だけではない。男性の中でも「女優やモデルのような人が美しい」「太っているより華奢で痩せている女性が好き」という方は多いだろう。もし本当にご自身の好みがスリムな女性というのなら、それは何も悪いことではない。しかし、メディアや「一般的な美の基準」で自分の好みが左右されているとしたらあなたは「自分の好きなものを他人に選ばされている」状況にあるのだ。

怠け者のデブスの戯言

つまりお前は努力せずともだらしない体と、雨上がりのグランドのごとく整地されていない顔面でいることを認めてほしいだけの怠け者のデブスではないのか?という声が聞こえてきそうである。否定はできないが、「自分の中の美の基準」を見つけてそこへ向かって努力することと「本当のLet it goを認めてほしい」というのは似て非なるものだ。「ただ痩せているだけではなくて、女性らしいカーヴィーな体型が美しい」という軸ができればそこへ向かって努力すれば良い。「大きな瞳、幅広の二重ではないけれども印象的な目元や、自分のチャームポイントである口元を生かしたメイクを研究したい」という自分の基準ができれば、少なくとも「世間一般敵に言われている美」に苦しみながらすがりつく必要はなくなるのではないだろうか。私は生まれてきてから3億回ほど「ブス」「デブ」というなんのひねりもない悪口を言われた経験がある。中には「豚」「家畜」というような、ものもあった。

確かに今でも「ブス」「デブ」などと言われれば、傷つくには傷つく。しかし、このような発言をする者ほど流行り物に身を固め、オダギリジョーぐらいにしか似合わない黒髪パーマをあてていたりする。自分の魅力に気づいていない輩の暴言などそよ風と同じで、攻撃力0、吹いているかどうかもわかりづらい程度の力しかない。100人の人間がいれば100人の美しさがある。NO.1キャバ嬢やホステスが全員絶世の美女というわけではない。彼女たちは自分の「ウリ」を知っているのだ。そしてその「自分だけの魅力」に誇りをもって、それを商品としている。自分に自信がある人は美しい。

何度でも言おう。「生きろ、そなたは美しい」

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